数学最強キャラ考察スレ 考えられる限りの、最大に巨大な物体を作る。(6/10)


レベル5 到達不能基数


ω0 < ω1 < ω2 < ω3 <・・・ このチェーンには限界が来ます。

それは
ω0 < ω1=2ω0 < ω2=22ω0 < ω3=222ω0 <・・・
が最初のω0に2Xを付け足してゆくプロセスであり、


その限度は最大でも自然数無限=ω0。
理論上は
 ω = 222・・(∞回)・・22ω0
が適用の限度。


いや実際に∞回適用する事はできず、
∞未満になってしまうので
ω点は『到達不能』になります。




それでωの事を(弱)到達不能基数と言い、
ωnチェーン系とは次元の違った大きさになります。



実際問題、この「到達不能基数」と言うのは
現代数学的に考えても
壁でありまして。

いわゆる「まともな数学」。
高校で習う数学、大学で習う数学、
微分・積分・解析・統計・幾何学・代数学・群論・コンピューターサイエンス・カオス・フラクタル、・・・・

ありとあらゆる数学は「到達不能基数」の内側で行われます。



到達不能基数は名前の通り到達不能。
あまりにもデカすぎて、
そんな遠くの数を使う事は既存の数学では
絶対にあり得ないからです。^^;


なので「到達不能基数」より
上の基数を考えるのは
数学基礎論、集合論者の中でさえ異端。^^;
ただの趣味の領域です。^^;


・・・でもまあ世の中には物好きな人がいて(汗)
なーぜか「到達不能基数」の外を考えた人がいるんですよ。(^_^A;
そこらの理論を紹介しましょう。




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