数学最強キャラ考察スレ 考えられる限りの、最大に巨大な物体を作る。(5/10)
レベル4 ωn階層 無限大
はい、それではω1より巨大な物体はあるか?
あります。
答えは意外と簡単。
2ω1です。
すなわちさっき出てきたω1メンバー全てにON/OFFスイッチを設置し、
2ω1のメンバー | スイッチ
|
{} |
|
{1} |
|
{2} |
|
{1,2} |
|
{3} |
|
{1,3} |
|
{2,3} |
|
{1,2,3} |
|
{4} |
|
{1,4} |
|
{2,4} |
|
{1,2,4} |
|
{3,4} |
|
{1,3,4} |
|
{2,3,4} |
|
{1,2,3,4} |
|
{5} |
|
・・・ |
|
→ { {},{1},{1,2},{1,2,3},{4},{2,4},{1,3,4},{2,3,4},{5},...
ONになってる要素を抜き出して、集める。これが1要素になる。
そしてそのスイッチパチパチを、
全ての組み合わせで試し、
出てくる全ての要素をコレクションしたのが
=2ω1
です。
対角線論法により
2ω1のサイズ > ω1のサイズ
が証明されます。
新しい無限が出てきたので
2ω1 = ω2
と呼びましょう。
えーっと、この辺りで数学用語「基数」が出てきます。(´д`;
簡単に言うと
基数=構造
の事です。
(正確には構造をisomorphicで割って、同一構造のラベル違いを一本化した物。それが基数。)
なぜ基数なんてワードが出てくるかと言うと
ω0=自然数のサイズと同じ
ω1=実数のサイズと同じ
ω2=「数」での相当例なし
ω2からは、数での相当例がない。
数のサイズを超える世界に入ったので
そこで基数=巨大な構造物として捉えます。
さてこんな議論を繰り返すと
ω3 = 2ω2 > ω2
ω4 = 2ω3 > ω3
ω5 = 2ω4 > ω4
・・・
こーんな感じで
ω0 < ω1 < ω2 < ω3 <・・・
でチェーンが延々と伸びてゆきます。
さてチェーンはどこまで伸びてゆけるでしょうか?
限界があります。
それが「到達不能基数」です。
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