ぼやき



「ギガビットハブ(2008/11/27)」

バッファローのギガビットLANハブLSW3-GT-5NSを買いました。
せっかくネットワークドライブ組んでるんですし
少しでも速くなれば快適になるんじゃにかと。

とりあえず何も考えず繋いで速度を測った結果。
実際のユーザー作業環境を想定して1パスの不意打ちで計ってます。




おー。
1000Mbハブを導入しても実際には100Mbハブの1.5〜3倍しか速度アップしないガッカリアイテムって
悪い前評判は散々聞いてたのであまり期待してなかったのですが予想外に速くてラッキーでした。
(それでも1000Mbにはほど遠いのでちょっとこの名前は詐欺ですが。(汗))
フルPC同士の通信ですから処理能力が余裕があったんでしょうか。
後からちょっといいLANカードとかも足せますしこういう時はNASより便利だと思います。

あと転送速度を上げるためにジャンボフレームも試してみましたが
各PCのLANカードで設定できるフレームサイズが違った上に
ジャンボフレームパケット流すと100Mb性能のルーターと通信できなくなるので止めました。使えねー。
今のままでも50MB/sも出てるなら良しとしましょう。
実際にエクスプローラーから巨大なファイルをコピーして手動で計ってもそれぐらい出てます。


しかしなぜか相変わらずゲームの音声などではもたつくようでまともにプレイできません。
恐らく、多分、憶測ですが、
小さなサイズで大量の個数の読み込みを行うような処理でもあると
(プログラムが圧縮・暗号化されたデータファイルの中を飛び飛びに読んで複合化を行っている動作など)
ネットワークが渋滞してえらい読み込みの遅さになるんでしょうか。
これ以上は詳しく調べる時間も意味もあまりありませんのでもう諦めますが。

シーケンシャル読み込みで50MB/sの速度を出せても一部極端に苦手な処理があるのは確かなので
ネットワークHDDが完全にローカルHDDの代わりになるわけではありませんと。
それは依然変わらず。

「ドライブのパス替えに大わらわ(2008/11/23)」

ネットワークドライブのパスをd:からm:に変更。

USBメモリを刺してもなぜかドライブが出てこない時があって
ディスク管理画面から調べてみると
どうもOSがネットワークショートカットドライブとして割り振ってあるd:ドライブと
同じd:にUSBドライブを割り振っちゃってるのが原因みたいです。
(その場合d:にアクセスすると先にあるネットワークd:が出てきてUSBのd:は単に見えなくなるだけ)

思えばいままでc:の次がd:って何も考えず慣例でずっとd:ドライブにしてましたが
続き番号システムは止めた方がいいなぁ。
ディスク一台一台に固有ドライブ名を割り振ってパスを固定しておかないと色々厄介。(^〜^;

そういう事でこれからのメインデータドライブはm:にします。
メインのm、a-zの中間にあるからシステムの中心にあるって事でも二重の意味で覚えやすい。
仮に満杯になってもm:,n:,o:,・・・と次も空いてる。
色々考えてm:がいいんじゃないかと。


ドライブレターの変更ポチっとな。
これでスッキリしました。

ただd:に依存してたあちこちのパスは全部書き換えなければ。
設定ファイルからプレイリストまで全体だと何百あるのやら。(^^;

一応ディレクトリ構造を変えたときに備えて
設定ファイル系は可能な限り平テキストで管理するようにしてたのが幸いしました。
今回はプレイリストや.iniファイルやレジストリの中の「d:」を「m:」に置き換えるバッチ書いて
全体に適用するだけで1分で終わり。
ふー、危なかった。


「ネットワークストレージ&シンクライアント化(っぽく)してみる3(2008/11/19)」

探してみたらネットワークドライブの高速化オプションありました。
サーバー側だと「エクスプローラー→ドライブのプロパティ→共有→キャッシュ→ドキュメントの自動キャッシュ」、
クライアント側だと「コントロールパネル→フォルダオプション→オフラインファイル→オフラインファイルを使えるようにする」。

実際に試してみましたが例えキャッシュを使用する設定にしても
初回起動はネットワークから読んでるので変わらず遅いです。
毎日、または何回も読み込むようなファイルやアプリには恩恵が出ますが
一回使い切りの音声読み込みや画像のサムネイル作成などに対しては効果なし。
さらにキャッシュに入ってもキャッシュ容量が満杯になれば押し出されたりして安定しません。
(消されないようにキャッシュの容量を多く取るってんならそれこそローカルHDDにコピーしてるのと同じですし・・・)

→    結論:ネットワークは遅い

ギガビットLANでも導入すれば多少は改善しますでしょうが
ネットワークじゃどうやってもHDDの8〜4倍の重さは覚悟。
リアルHDDに匹敵する反応速度や読み込み速度はもう諦めましょう。

ゲームの音声のような数MBクラスの突発的な読み込みが発生するタイプの重たいソフト・データは
素直にローカルへコピーして置いた方がいいです。
ネットワークとローカルの二種類のドライブを使い分けた配置とか面倒なので
本当はネットワーク一本にしたかったのですが
2008年のLAN速度ではまだ妥協が必要なようです。


「ネットワークストレージ&シンクライアント化(っぽく)してみる2(2008/11/16)」

ネットワークHDDはいますぐ自宅のPCでも作れます。
まず親機となるパソコンのドライブをエクスプローラーの右クリックから
プロパティ→共有→このフォルダを共有する」にすると
そのドライブは「マイ ネットワーク」上に現れて使用可能になります。
LANにつながってる子機側からも「マイ ネットワーク」に出現するのでクリックしてツリーを辿るか、
または「\\(PC名)\(ドライブ名)\」のパスでアクセスできるようになります。
さらにこのままでは名前が不便なので「Folder to Drive」などで
\\(PC名)\(ドライブ名)\」を「d:」などへ仮想ドライブとし割り当てる。

はいおしまい。これだけです。
あとは仮想d:ドライブが見た目も使い勝手もあたかもローカルに
存在してるように振る舞うので本物のドライブと同じように扱っていいです。
※ただし「ゴミ箱」や「やり直し」などのコマンドは使えません。
 やってる事はサーバーへのアップ/ダウンロードですからファイルの扱いには気をつける必要があります。


さてシンクライアントの使い心地は・・・
まあ・・・さすがにちょっともっさりしてます。(´д`;

ベンチを取ったところc:に使ってるリアルHDDは

これ。

ネットワークd:ドライブでは
(親機:Windows2000,PentiumDC 1.8G,メモリ3G、子機:WindowsXP,Athlon64 1.8Ghz,メモリ1.5G、LANハブ 100M)

中継に使ってる100Mb(=12.5MB/s理論値)ハブの限界がそのままデータに出てます。
実物の数分の一の速度しか出ません。(4Kのreadが異常に速いのは勝手にメモリキャッシュでも働いてしまったのか)
ギガビットハブを使えば25MBpsぐらいは出ると思うのですがどうやっても性能は落ちます。

10MBpsと言う速度についてですが例えば地上デジタルは17mbps=2.1MBps、BDは24mbps=3.0MBpsです。
なので10MBpsあればムービーに関してはHD規格でも余裕でクリアしてるのがわかります。
アプリケーションもインターネット端末などの軽い物であれば
起動時と終了時に軽いもっさり感がありますがほとんど問題はありません。

ただ突発的なデータ呼びだしには非常に弱いみたいで
試しにアドベンチャー系のゲームをネットワーク越しにプレイしてみると
音声ファイルの読み込みがある会話始めに体感0.5〜1.0秒ぐらい止まります。
特定のファイルの中の数Mサイズのブロックを読みだすような少々特殊な命令には時間がかかるようです。
さすがにこれはキツい。プレイできない事はないですがストレス感じますので実質無理。


思ってた通りですが中央型はデータ管理・同期の楽さを手に入れる引き替えに
ストレージのスピード(特に瞬発力)を落とすトレードオフです。
結構もっさり感あり。データからアプリまで可能な物は全部ネットワークに移すのはやりすぎたか。(^^;
一部のヘビーな物は依然としてローカルHDDにコピーがナイス。
完全なシンクライアントみたいに全部をネットワークで賄うには今でも無理があると思います。

チューニング次第ではまだまだ伸びるでしょうが
そのためには結局それなりのお金と時間と管理の投資が必要そうなので後は専門家にお任せします。


「ネットワークストレージ&シンクライアント化してみる(2008/11/12)」

自宅のパソコンの構成形態をシンクライアントっぽく変更しました。

今まではこんな感じ。
メインマシン

中央HDD1
サブマシン

中央HDD2
 
ノート1

ローカルHDD
ノート2

ローカルHDD
ノート3

ローカルHDD
まずメイン機とサブ機があってこいつらのHDDを定期的に差分コピーして全データの同期&バックアップを保ちます。
(接続はLAN越しの共有ドライブとして行うので何も面倒な接続作業などはしないでいいです。)
そして周りにノートなどがn台。
マシンは基本的には全部同格。
必要なファイルはそれぞれのローカルHDDにコピーして全部独立したデータを持っていました。


とまあこんな並列構造だったのを、新しく中央サーバー型に変えました。
メインマシン

中央HDD
/ \
外付けHDD
/     \
サブマシン
ノート1
ノート2
ノート3
メインPCのHDDをネットワーク共有に設定する事で共有データドライブ化して、
その他全てのマシンのデータ呼出はネットワーク越しに中央データHDDから引っ張りだす事にします。

サブマシンもノートマシンもそれぞれに搭載されているローカルHDDは基本的にOSを起動するだけの役割で
一度起動した後はほとんど用済み。
データが欲しければ中央HDDに、
その他にも.exeファイルを呼び出すだけで起動できるようなシンプルなアプリなど
ネットワーク越しに呼び出しても動く物は全部中央HDDに置いておきます。
最後に外付けHDDを一つ用意しておくことで中央HDDのバックアップ&外部持ち出し用に使用します。


一般的に中央型と独立型は得手不得手があってどちらが優れてるかは不毛な議論ですが
 メリットデメリット
独立型各個が個別行動できるので堅牢で俊敏。
性能を100%使える。
データの同期が必要。
中央型データの一元管理ができる。
各マシンのHDDはOSを起動するだけの小容量があればいいので効率的。
データを呼び出すときは中央が起動してる必要がある。
中央がダウンするとクライアントも全部データが呼び出せなくなる。
中央に重い作業をさせるとネットワークが重くなる。
ネットワーク越しにファイルを呼び出すため動作が少し遅い。
ノートマシンを外に持ち出す時にスッカラカンになる。(^^;
個人的に今回デメリットよりもメリットの方が上回ってると思ったので中央化に踏み切った次第です。

中央マシンへの負荷や稼働時間が気になる方はHDDをNASキットなんかで独立させちゃえばいいです。
要するに何らかのファイルサーバー専属マシンを作るんです。
ただしそれはそれで新しくできたファイルサーバーマシンの管理・メンテナンスの手間が一つ増えますが(´д`;
そういう意味では普段から使ってるメインマシンがファイルサーバーを兼任するのは
管理が楽で悪くはない案かと。何たってフルPCなんですからこれ以上万能なサーバーマシンはありません。はい。

具体的なやり方や体感レポートなんかは次に書きます。


「外付けHDD(2008/11/07)」

HDDの外付けケースを買いました。
押入で寝てるHDDを活かす目的にバックアップに使います。
(HDDの同期はメイン機とサブ機の間でも定期的に取っててそれがバックアップになってるので
 本当は必要ないんですが念には念を入れて多重バックアップ状態に。)

サブバックアップなんて用途ですから取り出すのはせいぜい数ヶ月に一回ぐらいでしょう。
普段はインテリアとして本棚にでも飾っておく予定なので
とかく邪魔にならない、主張しない、シンプルなのがいいです。


価格比較サイトのカタログなどを眺めてさて選んだのはセンチュリーのイッコイチBOX。

(実物の見た目はこういうグレーじゃなくてほぼ真っ黒です)


条件に一致した中で一番デザインが好きだったのでこれに決めたのですが・・・・買った後に気づきましたがやっちゃった。
ああああ。HDDタイプ間違えた!!
手元にあるのはSATA-HDDなのにPATA用ケースじゃないですかこれ!!!

しまった。今時PATAモデルがまだ売ってるとか思いもしなかったので
確かめずに買っちゃいました。(´д`;


・・・まあいっか。どうせほとんど本棚のインテリアですし
SATA-HDDだけケースの中にしまって文字通りHDDケース(接続機能なし)として使います。
HDD直差しUSB変換機も別に持っているのでHDDを使うときはケースから取り出して
刺せばいいや。


「風邪(2008/11/02)」

鼻水がひどいので鼻炎薬を飲んだら頭が重くなって猛烈に眠くなってきました。
あああ、棚にあったからうっかり飲んでしまいましたが
私は薬に弱い体質だっての忘れてました。

いわゆる普通の風邪薬には成分して抗ヒスタミン成分と言う物が入っていて
その副作用により眠気が来るのですが
私の場合は通常よりも特に弱いみたいです。
もう頭がボーっとしてきて考えられなくなって
さらに喉の辺りもどこかやられるのか気道までの道が狭くなる感じがして
呼吸も苦しくなりこれが結構ピンチ。
元から軽度の睡眠時無呼吸症候群があるので
寝てる途中で呼吸できなくなるんじゃないかと生命の危機まで感じます。^^;;;


とりあえず大量のカフェインで対抗して乗り切ったのですが
(眠くならない風邪薬みたいな製品も実は眠くならないんじゃなくて同じく大量のカフェインで打ち消してるだけだったりする)
次からは一錠の1/3かじるぐらいが調度いいんですね。私の体質では。


2008年10月の日記