「RTX 3060 運用編 (2021/12/08)」


前回購入した NVidia RTX3060
 


やはりネックになるのは198Wの大食い電力。



(常時)198Wはさすがにやばい。
ケースを触って、はっきり熱くなるのがわかります。

そりゃ電子レンジを一日10時間回してるのと同じなので、
かなり相当の熱が出てくるんですよ。^_^;


そこで今回は色々な対策をしました。




1. 電源のアップグレード

PCの電源を、旧来400Wから
新しい550W ゴールド電源(6000円)を購入して
余裕を確保しました。

3060単体だけで170W。大食いボードなので
これぐらい供給してやらないといかんかあ。



2. 12cmリアファン (600円)・12cmフロントファン(600円)の取り付け



フロントで吸気、新鮮な空気を取り込んで(熱い)GPUに当てる。
熱くなった空気をリアファンで排出する。
理想的なエアフローを実現。


ちなみにファンが光ってるのは・・・意味ありません。^_^;

今はゲーミングPC。ピカピカ光らせるのが流行りなので。
  ピカピカ光るパーツ → 売れる → 量産効果で値段が安くなる 
LEDファンの方が、無印ファンより安くなってるので。
冷却用のファンを買ったら勝手に光ってしまいます。




3. ケーブルの整理

・使ってないケーブルは引っこ抜いて取り外す
・近いケーブルはタイで縛る
・ケーブルはできるだけ床・壁に押し付けて這わせる



ケーブルをスッキリさせることで
PC内部の風通しが良くなるようにします。
さらなるエアフローを確保。



4. ドライブ類の整理

3.5インチ → 2.5インチ 変換マウンタ (300円)を使って
SSDを3.5インチドライブに収納。



ドライブをケース右上のデッドスペースに移動させる。

このPCのヒートマップは
  GPU170W ・その他 28W。
圧倒的にGPUが強いので。

全てのパーツはGPUに合わせて
エアフローの道を空ける義務があるのです。^_^;

  


5. 電源ランプの追加

このマシンはML専用。
黙ってひたすら計算するだけなのでモニターさえありません。
 (画面を見たいときはネットワーク越しのリモートデスクトップソフトで接続する)


それで。電源がついてるか / 消し忘れていないか を確認するために。
三台目のLEDファン (600円)を外に引き出して
これを電源インジケーターとします。



6. 防音壁の追加

ホームセンターで買ってきた
ウレタンクッション (500円)。

ウレタンは吸音材にもなります。

これをPCの横に建てる事で防音壁としました。



終わり。(;-_-) =3 フゥー

材料費:
  元のPC :中古で購入 \30,000
  Nvidia RTX 3060 :\65,000
  今回のリフォーム代:
    電源 + ファンx3 + HDDマウンタ +ウレタンクッション
    \8,600


トータル11万円で
3060級のPCを一台組んだって所だね。



ビフォー:(とりあえずRTX 3060を差し込んだだけの状態)


アフター:
   

やったね ( ̄ー ̄)b

ビフォーは手で触ってはっきりPCケースが熱かったですが、
アフターは室温と同じ。

徹底したエアフローの確保により
198Wの熱波にも耐えられるPCを作れました。
これなら24時間稼働しても大丈夫。



次回、性能編。