「RTX 3060 インストール編 (2021/12/01)」


GeForce RTX3060を購入。

用途はディープラーニングの学習・推論用。
65000円なり。

ちなみにLHR版 (Lite-Hash-Rate。マイニングに使用できないよう特殊な制限がついてる。機械学習には問題ない。)



今は・・・はっきり言って。
「半導体不足」・「マイニング」・「転売」の
三重苦でGPUがかつてない危機的状況。

このNvidie RTX 3060 も、
元々はスペック(CUDAコア 3584基)から
考える本来の適正値段は
45000円~。
輸入・代理店にかかる経費(いわゆるアスク税)を考えても
50000円が相場だと言われてました。


んが、今じゃ実売65000円です。



いや、むしろ今年の4月頃~。

GPU枯渇が最悪だった時期は
入荷した直後に全部買われてショップに一枚も並ばない。

買いたくても買えない時代だったので、
今じゃお金を出せば買えるだけ
まだマシになってるんです。


PC相場は値上がりしました。
これがニューノーマル。
仕方ない。受け入れましょう。





さてと。いよいよインストール開始。


PCに差し込んだ状態


まず率直に思う事は・・・
・・・デカい!(^_^;


幅は23.5cm。
マザーボードよりも幅がある。
ベビーの方がマザーより大きい。




そして・・・重い!
カードの重量は1030gあります。


このGPUは
CUDAコアを3584基 積んでるので
大量の熱が出てくる。

それを外部に放出する必要があるので、
これまた大型の冷却機構・クーラーを
GPUに積み込む必要があって。
結果カードがどんどん重くなります。

実際1.0kgの重さが
PCI-Expressスロットに刺さって、
テコの原理で根本を折り曲げてくるので
負荷がちょっと尋常じゃないです。^_^;

自作のステーを設置して
下から支えました。



消費電力。


消費電力は、実測198W (GPU 100%時)。
(GPU-TDP 170W + システム28W)

いやー、やっぱり。
こう来たかー。^_^;


なんせ私がメインで使ってるPC(Ryzen 4350GE)の
アイドル消費電力が6Wなので。



198Wはびっくらポン。
Nvidia 30xx系のマシンを組めば
やっぱりこうなっちゃうのかー。


まあゲーミングPCとして見れば、
むしろ198Wぐらいは「低い」範疇かも知れませんが。

違いは何かと言うと
MLマシンはGPU100%が
24時間ぶっつづけて作業するんです。
(ゲーミングPCは一日に~8時間しか稼働しないのに比べて)

198Wの電力をずっとかけ続けるってのは
半端ない。
電子レンジ500Wを10時間つけるのと同じ電気ですからね。
そらやべ~ぐらいの熱が出る。

パワフルだけど・・・やっぱとんでもない大食いだよねー。
昨今の高性能PCは。



次回、運用編に続く。