「ハウトゥー・メイク・漫画2 (2021/07/14)」




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前回

9.ペン入れ

ペンを入れました。



10.色分け


それぞれの領域がどの色なのか、指示を入れます。



11.ベース塗り


こんな風に、「指定された色 → 水彩風味の塗り」に変換する
マクロを自作で作ってるので、
それで色分けを変換させると

 → 
こんな風にベース塗りに変換した画像が出てくるので

これを本原稿にマージして


ベース塗りが完成します

(※マクロはあくまで時間短縮のために作ってるだけ。
 なくても、手動で塗れば結果は同じになります。)




12.シャドー指定




シャドーを指定します。

基本的に、

  シャドー=光の当たらない場所
    
「光源の位置」と「物体の3Dモデル」の二種類さえあれば
シャドーの位置はオートマチックに決まります。

つまりこういうことです。

光源は、基本「画面の左上 (日中の太陽の位置)」にあります。


そしてこんな風にシャドーを入れます。

基本、キャラクターのほとんどの部分は
円柱として分解できます。
あとは円柱として塗ってしまえば・・・はい簡単!

(※実際にはセルフシャドーや服のシワなど、他の要素もあってもっと複雑ですが。
 簡易的にはほとんどのパーツは円柱として処理できる)


慣れればペン画を見ただけで一発で
シャドーを入れれるようになります。

 →

なんでも繰り返してしまいますが・・・
とにかくシャドーは光源と3Dモデルの2つさえあれば
オートマチックに決まるんです。


ユーザーの考える余地がないから、ある意味ラクです。
光線の届かない場所を
塗りつぶしてるだけです。



13.シャドー塗り

シャドー指定と色指定を元にして、またマクロを使えば

= 

シャドー塗りが出てきますので、


これを本原稿に乗算レイヤーで合成します。




はい、基本的には全部慣れです。

何百枚も絵を描いて自分の画風が確立してくると
色塗りもシャドーも
同じ作業の繰り返しになってきて。

(特にマンガは同じ顔・同じポーズ。
 同じ塗り、同じシャドーが繰り返し出てくる)


やる事が完全に固まって
作業化してしまえば。
こんな風に直接 色指定とシャドー指定だけして
パッパと済ませる事ができるようになります。



・・・次回、アクセサリー編。