「Tree3の停止性の証明 第7章 TのG整列U 検証 (2021/03/27)」
Tree3停止性の証明。第7章 TのG整列U 検証
(Tは∞長 仮定の元で)
GのT整列Uは本当に作成可能なのか。
失敗するケースはないのかを
検証します。
・・・はい。
↑の議論で見たように、
TG配線図にGの要素は∞に存在します。
(仮にGが有限だとしたらT側も有限になる。
しかし今はTが∞長だと仮定している最中なのでそれはおかしい)
Gの選択肢が∞にあるので、
Gが∞に昇順に並ぶUを必ず作成可能です。
ところが・・・・
あーらら
壊れちゃった。^_^;
「Uの実在」は矛盾を引き起こすので、
Uはこの世に存在できないのです。
今やっているのは
A. もしUが存在したなら、Uはこういう形をしている
B. Uは実在しない
B. Uは実在しない
我々はAの事実を用いて、
Bを証明しようとしています。
「もしUが存在したのなら ~」
→ 「Uの存在を否定する」
直感的にはちょっと奇妙な気もしますが・・・
いや何も変ではない。
完全に正当な手法です。
・もしA君が宝くじに当選したら、彼は家を買うだろう
・だが現実にはA君は家を持っていない
→ つまりA君は宝くじに当選していない
構文的には↑のU否定と同じ。
この推論は成立します。
登場人物&用語ノート