「スティックPC (2020/08/20)」
スティックPCを購入。
USBメモリぐらいの超小型PCです。
5000円なり。
スティックPCと言えば2015年~頃に結構流行ってたガジェットなので、
中古マーケットを探せば激安価格で投げ売りされてます。
このサイズでWindows10が動くし、周辺機器も接続できる。中身は普通のパソコンと同じです。
スティックPCの最大の利点はなんと言っても消費電力が低い事。
なんとアイドル時の消費電力は0W。(実際はたぶん0.5Wで動いてる)
MAXパワー時はUSBの給電MAXと同じ2W。
ちなみにオフィスPCはアイドル時20W ~ MAXパワー時100W程度。
ゲーミングPCはアイドル時50W ~ MAXパワー時600W程度。
ノートパソコンはアイドル時5W ~ MAXパワー時50W程度。
ゲーミングPCはアイドル時50W ~ MAXパワー時600W程度。
ノートパソコンはアイドル時5W ~ MAXパワー時50W程度。
普通のパソコンと比べて1/40ぐらい省エネ。実質
電気代無料で動くので
これを使えばNASとか、チャート取得とか、バックグラウンド作業とか、
24時間PCを運用する結構面白そうな事できそうかなー。
・・・・と思って購入したのですが。^_^;
現実は厳しかった。
例えばNASとして運用したときは、転送速度は驚きの1MB/s (8Mbps)。WiFi → WiFiで。
おっそ! インターネット光 200Mbpsよりも圧倒的に遅い。
ん・・・んん。
やはり。
PCってのは結局 パワー = 熱 = 電力 なんですね。
0.5Wの省エネ。普通のPCの1/40の電力で動くと言うことは、
ポラックの法則:トランジスタ数を2倍(=電力2倍)にしても性能は√2倍しか伸びない
を適用して、√1/40 = 0.15。通常のPCの0.15倍しかパワーがない事になる。
CPUはAtom Z3735F 1.33Ghz。
普通のPCの1/40の消費電力で動くのは素晴らしいんですが・・・・
性能もせいぜい0.15倍。
もっとパワーを使うように、半スリープ状態に入らないように、
チューニング次第ではもうちょっと速くなるかもしれません。
あとは有線LANアダプタを買ってきて有線NASにするとか。
・・・・けど、そんなにゴテゴテ追加オプションつけるぐらいなら、
じゃあ結局普通の小型PCでいいじゃんって話になるし。
うーんジレンマ。
スティックPCと言えば2015年頃にかなり流行ってたガジェットですが。
2020年の今ではもう新製品が出ないほど廃れました。
なんで廃れたか、わかったような気がする。^_^;