「Athlon 200GEのススメ (2020/04/11)」
私のメインマシンのDeskMini A300 (+サウンドボード +ファンコントローラー)です。
搭載してるCPUはAthlon 200GE。
Athlon 200GEとは、AMDラインナップの中での最底辺。
AMD Ryzenシリーズ
(高性能・高価格) Ryzen 7 、 Ryzen 5 、 Ryzen 3 (低性能・低価格)
よりもさらに下のレンジに位置している。Ryzenシリーズの名前を冠していない、
いわゆる"ノーブランド"みたいな扱いなので
普通の人はまず名前さえ知りません。
でもこれが私の選んだ最強CPU。
新コロナウィルスの影響でテレワークが増加してる今、
PCを組むならこれが最適だと思います。
以下に理由を説明します:
Athlon 200GEのスペックは3.2Ghz x 2コア。
(目安としてRyzen3 = 4コア、Ryzen5 = 6コア、Ryzen7=8コア)
Ryzen3の半分の性能しかありませんが・・・
ただ言うて3.2GHz x 2コアもあれば
普通のオフィスワーク用途には十分です。
ゲーミングや、レンダリングみたいなCPUを100%使い切る
ヘビーな用途でもしない限りは
Athlon 200GEでも全然困りません。
そしてAthlonを導入するなによりのメリットは「静音」です。
パワフルなCPUほど発熱が高い。
ミドル級CPUで65W、ハイエンド級CPUで95W。モンスターCPUは200W。
性能が高くなるほど大量の熱を発生させる。熱力学の法則によってこれは絶対に避けられません。
そして熱を排気するためにファンが轟音で回る。つまり煩い。
Athlon 200GEは(Ryzenシリーズに比べて)性能が低い。
んが、その分発熱も低い。
TDPは35Wであり
ミドル級PCの半分レベル。
ここまで低くなればファンレスとしても運用できるレベルです。
テレワークで、自宅で、長時間使い続けるなら
重要なのはマシンパワーよりも快適性。
気分の落ち着ける静かなPCが欲しい。
ならば無音で動く Athlon 200GE・・・最強です!!!
(去年Athlon200GEを買ったときに描いた奴)
ベンチマーク
最近Ramディスクのドライバを更新して速度を上げました。
NVME M.2 SSDの帯域が理論値3960MB/s。実測3500MB/sほど。
最近出たPCIe 4.0のSSDがそれを突破して5000MB/s出してきたからねー。
さすがにね。第二階層の「メモリ」が第三階層の「ストレージ」に速度で負けるわけにはいかんぜよ。^_^A;
(最終的にはストレージ側もメモリキャッシュ積みまくって、遅延でSSDに書き込む仕組みになるので超ハイエンドSSDとは互角・・・
コストの差で負けるとは思いますが)