「高いスピーカーと安いスピーカーの違いを科学的に調査 (2) (2019/08/10)」


前回の続き。

安いスピーカーと高いスピーカー。何が違う?を科学的に検証

まずは選手を紹介。

モニターオーディオ Radius90。定価80,000円。
メインPC用のスピーカー。



パイオニア S-CN301-LR。定価15,000円。
サブPC用のスピーカー。


JBL Pebbles USBスピーカー。定価6000円。


Amazon Fire HDXタブレット。定価25000円ほど。


これらの音響特性を測定します。



テスト方法:
100Hz、200Hz、300Hz...900Hz。
1000Hz,2000Hz,3000Hz...
の周波数のシグナルを順番に出し、
スピーカーから出てきた音をスマホの音響測定アプリで測った結果。


Radius90
S-CN301-LR
Pebbles
タブレット

これらのグラフについて解釈する前に
理想のスピーカーを定義します。

理想のスピーカーとは、

入力信号と同じ音を出力するスピーカーである。

難しく考えることはありません。
特性が完璧にフラットなら
あらゆる楽器、ボーカルをその場で再現できる。

さらには原音にないアレンド、味付け、色艶足しも
イコライザーをいじれば自由自在に変化できる。

これが最強のスピーカーです。

(次回に続く)