「数学界で近年見つかった、TREE(3)と言うウルトラ巨大な数 10 (2019/02/07)」



数学界で近年見つかった、TREE(3)と言うウルトラ巨大な数についてのお話10 天秤システム



前回解説したTREE(3) = ランク18
  ・・・すごかったですね。^_^;

そして何よりもTREE(3)の定義が
  「おはじき三色を並べて作れるパターンの最長手数」と
言うあまりにもシンプルなルールから出てくるのがオドロキ。




なぜ、こんなバカげた巨大さが僅か二~三行のシンプルなルールから
生み出されるかと言うと・・・

個人的な見解、解説 ↓








つまり。ランク18のTREE3も、ランク19のSCG13も共通するのは

・1ターン毎に許容ルールが一つ増える。自由度+1。
・1ターン毎に禁則ルールが一つ増える。自由度-1。


ルールを採用してる件です。

トータルとしては +1 -1 = 0
パワーバランスは互角で、千日手状態に入ってるから勝負が半永久的に長引く。

だが、若干。ほんの若干だけ禁則ルールの方が強いみたいで
ランク18付近になってようやく
禁則の力が許容の力を上回ってストップがかかる。

天秤状態を作り出すのが
恐ろしく巨大な有限数を生み出してる
本質なんじゃないだろうかと、私は思っています。はい。




次回はTREE(3)=ランク18やSCG(13)=ランク19より大きい。
ランク20オーバーのウルトラ重量級の数を紹介。その上もあるんだ^^;

まあさすがにちょっとチート。ここまで来ると
ただ記録を更新するための「人為的」に作られた巨大数になるので。
数学的な意味・興味はほとんどなくなりますが。参考までに。