「Amazon Fire HDX 8.9タブレット(7000円)を購入 (2018/06/29)」


Amazon Fire HDX 8.9タブレットを購入。

ソフマップの中古コーナー。7000円で買いました。

スペックは
 CPU:2.5GHz ×4コア / メモリ:2G / 解像度:2560×1200

現在2018年のタブレット市場だと同スペック帯の機種は25000円相当する。
これが7000円だったんだから安っ!

レビューします。




その前に「Amzon Fireタブレットとはなんぞや?」について説明しないといけません。

Fireタブレットとは、Amazonによって開発されたタブレット端末です。
独自のFireOSを搭載してるので
Android系とは互換性がありません。

(ただしFireOSはAndroidOSをベースにした亜種なので
自己責任で「脱獄」すれば普通のAndroid端末として動作するようになります)



ホーム画面


ご覧の通り・・・恐ろしくしょぼいデザイン。(-_-;A)

・中央の「よく使うアプリ」アイコンがデカすぎる。
・全体的に画面が暗い。
・なんとこれ、「背景」を変える機能すらない。黒一色のみ。うおおおおオーマイガッ

 20/100点。


アプリストア


FireタブレットはAndroidではないのでGoogle Playストアが使えません。
代わりにAmazon Fireストアからアプリを落とします。

FireOSは実質的にはAndroidと同じ物なので
AndroidOSアプリ ←→ FireOSアプリ間の移植はとても容易です。
(つーか全く同じ。android向けに作ったアプリはFireOSでもそのまま動く)

ってなわけで大手アプリ、大手ゲームなら大概は
FireOSにも同時リリースしてるので
メジャーアプリなら一通り揃ってます。


・・・・でも
Google謹製の強力なアプリ群がありません。
例えばGoogle日本語入力、Googleフォト、Googleカレンダー、GoogleEarth、Keepなど。

総合としてはキラーソフトがごっそり抜けたのは大きなマイナスポイント。
40点。


端子・アクセサリ類



FireHDX 8.9にはイヤホンジャックと電源の2つしか端子がありません。

なんと!SDカードスロットがない。
ストレージ容量は内蔵の16GBのみで一切の拡張は不可能。

なんでそんな不便な事してるんかってーと、
ぶっちゃけAmazon Kindle/Musicとかでコンテンツを買ってもらうため。

そのためにわざわざSDカードスロットを潰して
外から食材を持ち込めないようにしてる。

うーん、これはセコいなあ。
20点。



Fireタブレット = amazonコンテンツ再生プレイヤー

ここまで読んだあなた。 「あれ? Fireタブレットってめちゃくちゃしょぼくね?
と思ったでしょう。

・・・はいその通りです。私も同意。。^^;

つまるところ「Fireタブレットとは何か?」と聞かれると
結局は
 (雑誌は無料で何冊か貰える)

Fireタブレットとは、 Amazon Kindle本、 Amazon ビデオ、 Amzon ミュージック、 Amazon フォトを再生するための
Amazonコンテンツ専用のメディアプレイヤーである。
コンテンツはAmazonで買ってね☆


って事ですNE!


まあ私はAmazon Kindleとか一切買いません。^^;
Amazon電子書籍、ビデオ、ミュージックなどの欠点は
amazonのアプリでしか再生できない事。
一度買ったら最後。一生amazonにプレイヤーの供給、ライフラインを依存しつづける事になる。

それよりも自炊して.zipや.mp3などのDRMフリーなファイルで保持し、
漫画ビューアーで読み込む方が快適。
単純に言ってKindle書籍は.zip書籍よりも不便なので買いません。はい。

20点。



で、



正直言ってここまでは最低の評価です。(^^;;;;;
FireタブレットはAmazonコンテンツを再生させるためのプレイヤーでしかなく、
機能豊富なAndroidタブレットに比べると自由度が低すぎます。

だがこんなFireタブレットにも良いところもあります。
それは・・・



ブラウザを使えば全て解決する



通常のスマホ/タブレットはCPUが非力なので
ブラウザ経由で動かすと全てが重い。
だから普通は目的に応じて専用のアプリを使うのですが。

このFire HDX 8.9は
2.5GHz ×4のCPUに2560×1200のHD+解像度があるおかげで
ブラウザが快適に動く。


これはつまり。
Google系のアプリがなくても、
ブラウザを経由してWebからアクセスすれば
Google YouTube、Googleフォト、GoogleEarth、Google Keepなど
ほぼ全てのサービスを使えます。

その他にも電子書籍、ミュージック、ビデオ、フォトなども
ブラウザ経由でアクセスすれば
他社のサービスが使える。

SDカードが存在しない事による容量不足もブラウザからWebサービスにアクセスするなら問題なし。



ブラウザ評価


えーーっと。つまりこれまでの辛口評価は
 「FireタブレットとはAmazonコンテンツ専用再生プレイヤーである。他には何も出来ない
不自由さから来る不満であって。

しかしWebブラウザさえあれば
 「Webブラウザ経由でアクセスすればほとんどのWebサービスが利用できる
になり評価が一変します。

裏技ですがFireFoxもインストールできるので
最新のブラウザ環境にも対応。

スピーカーはドルビーサラウンド対応で迫力あり。

90点。


値段


安い!
CPUは2.5GHzのクアッド。
同じスペックで他のタブレットなら市価25000円はするところ、
Fire HDX 8.9タブレットなら中古7000円で買えた。

超コスパ

(なんでこんな安くなるかって、そりゃやっぱりアプリ・自由度・拡張性とか全てがプアすぎて
普通のAdrdoidタブレットに比べるとまるで魅力がないから。)


ブラウザだけあればいい

 (アニメ艦隊これくしょん 第06話「第六駆逐隊、カレー洋作戦!」)
はい、これが私がFire HDX 8.9を買った理由。

ブラウザが高速で動く。その一点突破のみで
十分な働きができると思ったわけです。

Fireタブレットのしょぼいホーム画面も、ショッピングも、アプリも、全部捨てていいです。(^^;

ブラウザ専用機として使うのが
このマシンの正しい使い方だと思っています。



総評


CPU:2.5GHz×4、メモリ:2G、解像度2560のスペックでブラウザが動けば
もう大概の事はできる。

これで7000円なら、とてもいい買い物をしました☆