「PCを新調 Corei5マシン (2017/08/08)」


PCを購入。
  
スペック:Core i5 660 (3.3Ghz×2) / 4G / Geforce GTS450 / Win10 64

中古品ですが・・・んーっとこれ。ケースに貼ってあったラベルを見ると
元はドスパラPBのミニタワー機のようですね。
内部を開くと配線もビシッとしてる事から
前の所有者による改造はいっさい入ってないっぽい。

つまりドスパラ純正。
・・・がちょっと古くなっただけで、いけるいける。



命名はHibiki。たまたま↓に響がいたので。
いやパソコンを複数台持ってると普通に名前はつけますよ。
ネットワーク上での識別に必要になるから。



さて今まで使っていた(旧)メインマシンが
 AthlonX4 620 (2.8Ghz×4) / 8G / オンボード / WinXP32
2009年から使ってる化石マシン。^^;

PCに詳しい人なら「WinXP32でメモリ8G? おまえアホだろ」って指摘するでしょうが^^;
メモリ4G+RAMディスク4G構成です。

(私も驚いたのですが)マザーに8Gぶっさしておけば
マシン的には8Gを認識はしています。
で、WinXP32のOSからは4Gしか見えてないので先頭の4Gを使い込みます。
そして後半の4Gは、RAMディスクのドライバがマザーボードと通信してメモリを直接叩いてるので(OSは介してない)、
OS 4G + ドライバ4Gに分割すればXP32でも4G超メモリが扱えるんです。


えっと、RAMディスクってのはメモリの領域を
仮想ドライブとして扱うソフトウェアです。
例えば4GBのRAMディスクを作成すると4GBサイズのドライブが(例:z:)として出てきます。

ベンチマークほい。

あはは、メーターが振り切れてる。
2017年の最速SSDが500MB/s台。こっちは2009年のPCで2000MB/s。

そもそもね。
パソコンで一番速く動いてる記憶領域がCPUのレジスタ。
次がCPUのL1~L3キャッシュ。
次がメモリ。
次がHDD/SSDのストレージ系。
次がインターネットのネット系。
次がテープ/光学ディスク類のアーカイブ系。
 (一つ落ちるごとに大体10倍の速度差)

メモリはSSDよりも上流にいます。
と言うか、SSDからデータを読み出す行動が「作業データを、『速度の遅いストレージ系』から『速度の速いメモリ系』へ移動させてる」
作業デス。

こっちはメモリですぞ。"デバイスにストア"する手順を省いた
ほぼ純粋なデータの固まり。電気信号を右に左に動かしてるだけだから
2GB/sの速度ぐらい余裕で出しますわ。
どわははは^^;


欠点は容量が4Gしかないのと、電源が落ちると内容が全部消える一過性の所。

容量に関しては作業用ファイル/キャッシュファイル/一時ファイルとか、ヘビーに書き込みされる物を置くことにする。
消える点に関しては
裏でバックアップソフトを走らせて30分に一回ぐらい差分バックアップで同期させてストレージにコピーを作っておく。
(自動化されてるのでユーザーは手間いらない)
消えたらストレージから書き戻せば問題なし。
PCの電源は落とさない。サスペンド(消費電力1W)を使うようにして、常にメモリの電力は保持しておく。

正しい使い方さえすれば、素晴らしい物ですよ>RAMディスク。


まあとにかく。私自身は旧マシンのスペックで十分快適(2GB/sのドライブ持ってるし・・・)。
ブラウザや普段使ってるソフトも問題なく動いているから
まだ現役でいられたのですが。

さすがにXPのサポートが完全に切れて、
もう新発売されるハードウェアやソフトがのきなみXPじゃ動かないようになってきたので
(仕方なく)Win10に移行するための買い換えです。



スペックに関しては、前作のAthlonX4 620 (2.8Ghz×4)で満足していたので
新しいマシンでも同程度(3.3Ghz×2。疑似4スレッド)としました。
むしろむやみにスペックを上げるとTDPが上がり騒音が出る。

試しにワットチェッカーで消費電力を測ってみたら
今回のi5マシン(3.3Ghz×2)がアイドル時59W
サブマシン用に使ってるAtom (1.6Ghz×2)はアイドル時21W

オーバークロックの反対。わざと性能を落とす事をデ・チューンと言いますが
CPUを下げれば発生する熱が減る。
熱が低いとファンの回転数を落とせる。
ファンが回らないと静音になる。
PCが静かなのでとても快適になる。

よってここではあえて低スペックを選ぶのが戦略的なチョイスです。



さて今回の買い物。
ジャンクワールドって中古PCショップで買ったのですが
 デスクトップ一式(CPU/メモリ/HDD/ケース/電源/ファン/ケーブル/OSなど全部込み)
・・・で15000円。安っ!

先ほども申し上げたようにこれドスパラ純正のミニタワー機です。
シャーシはスチール。剛性もしっかりしてる。

とてもまともなデスクトップ機で、
プラスチック筐体でできてるようなチープなPCを^^;
安い価格で売ってるわけではないです。

これで15000円は安っ!



あーでも。今ってスティックPCが新品9900円で売られてる時代ですのでねー。
性能がデスクトップとは全然違うとは言え、それでもPC一台の値段がそこまで下がってる。

私も正直Core i5/4G/GTS450 デスクトップ機(ノーサポート)なら15000円が今の適正価格だと思うかなー。

もしこれが20000円~なら高すぎる。
高いと言うか、オーバースペックなんですよ。
そんなに排気量いらない。セダンより軽自動車が売れるのと同じ理由。
9900円のスティックPCの方がお手軽で、コンパクトで。
断然スティックの方が魅力的って選択を考えてましたもん。

でも15000円ならお買い得。3DSと同じ値段で、i5性能のPCマシンが買えちゃうのは感動するレベル。