「将棋 叡王戦 公式タイトル戦になる (2017/05/23)」




お、ドワンゴ主催の
将棋・叡王戦が公式タイトル戦に昇格(アメーバニュース)

おめでとうございます。
タイトル戦になると新聞やテレビ、Webメディア、マスコミが
 ○○叡王の冠詞をつける公式な大会になる。

 それ以外はローカル、個人が勝手にやってる大会扱い。)



私将棋大好きですから、これは普通に楽しみ。

叡王戦って割と真面目に「わかってる
コンテンツだと思うんですよねー。

何がいいって

予選は段位別で対戦する
→これは四段新人から九段ベテランまで、
 幅広~いメンバーを決勝に残すための配置です。

これがないといつも同じ定番・強豪プレイヤーが
上位に残ってしまい同じメンツが試合してる
マンネリ化を防いでます。


持ち時間は1時間&1時間
→ 試合が二時間+αで終わる。
いわゆるサッカーや野球、
スポーツの一試合と同じ時間帯なので
気軽に白熱した試合が見れる。

あと持ち時間が短いので紛れがある。
強い棋士にも弱い棋士にもどっちもチャンスがあるので
ハラハラした試合になる。



他の七大タイトル(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖)は基本的に新聞社持ち。
みんな
 「自分の大会が一番ハイレベルで、最強な大会
みたいな、新聞社のメンツをかけた代理戦争になってるんですが。^_^;

(殿様が強い棋士をお抱えで持つことは江戸時代からの伝統)



叡王戦はカジュアル。
スポーツ観戦みたいな気軽に見れる。

  • 将棋はとっても楽しい!
  • プロ同士の試合が毎日放送してるから見に来てね!
って、将棋好きな人にはたまらない、
とてもわかってる」システムだと私は思っています。



さて、ついに名人がソフトに負けたこと

一部の人からは
「棋士のトップに君臨する名人がソフトにボロ負けした。
もはや人間の弱い将棋なんて意味なくなる
」とか言われる件について。

→いや、それは関係ない。少なくとも私は全く気にしてません。

要はボクシングと同じ。
男と男が、武器を持たずに裸一貫で殴り合うのを
観戦するのが面白いんであって。^_^;

プロ棋士がソフトに勝てない、ソフトに比べれば人間の将棋は弱すぎるからって
将棋の価値が落ちたとか
私は全く思わないですね。


2016年の10月の日記でも描いた「将棋とソフトと人間と」


人間同士が戦って、互いに苦悶するから
見ていて楽しいんですネ!d(′∇`)人