「ランチェスターの法則とは (2017/03/30)」


前回に使った「ランチェスターの法則」についての解説。

ランチェスターの法則とは
 「人数差がn:mの時、戦力差はn2:m2になる」
現象の事を言います。

解説:
(クリックで拡大)



いい例がスプラトゥーン。

4vs4でやってたら互角なのに、
どちらかが1人落ちて3vs4戦になると
急激に戦況が傾き始めるのは
誰しも覚えがあると思います。(^_^;

それは3vs4の戦力差は9:16=1.78倍。
3:4の1.33倍ではない、もっと大きな差がついてるからです。




スプラ熟練者がスプラ初心者にアドバイスするときに「とにかく死ぬな」とよく言うのはこの為です。

みんなランチェスターの法則を(経験的に)理解していて、
味方が1デスするだけで他の生存3人には1.78倍も宿題が増えるのが
わかっているので
  「おいこら死ぬな!(俺の負担が1.78倍にも増えるから)
って文句言われてしまうんデスね。^^;




そして上手い人は常に
上部イカアイコンをチェックして戦況をチェックしてます。

何故ならこれを知ることで
・敵が一人落ちて有利1.78倍ついてるのがわかれば
 → まず撃ち勝てるので
 → ガンガン前に出て前線を押しまくる侵略戦に入る。
・味方が一人落ちて不利1.78倍ついてるのがわかれば
 → まず撃ち負けるので
 → 安全な所まで撤退。4人目が復活するまで耐える防衛戦に入る。
のがセオリー。

上部イカアイコンが表示されてるのは、ちゃーんと意味があるんですよねー。
製作スタッフがそこまで見通して
ゲームデザインされてるのがこのゲームの恐ろしい所。