「ポンポン山 (2025/9/18)」


京都のポンポン山へ行ってきました。 関西100名山。



高槻駅からスタート。



やっと気温も下がってきました。(^^;


登山運動をすると体温が5℃〜10℃ぐらい上昇しますから、


気温35℃ → 体感気温40℃  体温を超える。本気でムリ。
気温33℃ → 体感気温38℃  ギリギリのレベル。
気温30℃ → 体感気温35℃  これぐらいなら、まぁなんとか。

気温18℃ → 体感気温28℃  暑くも寒くもない。一番心地いい季節。


気温 0℃ → (全力で運動して) 体感気温20℃  雪が降ってても、実は結構温かい。



さてポンポン山。
100名山だけあって、案内板はしっかりしてます。


おおっ、綺麗!


しばらく舗装路を歩く。アスファルトは、ちょっと味気ないですかね。
 



山っぽくなってきた!


途中の見晴らしゾーン


100名山だけあって、道は良く整備されてます。迷う危険性は皆無でしょう。
  



山頂!



遠くに見えるのは比叡山かな。



「ポンポン山」の由来は、山頂の土が歩くと「ポンポン」って音を鳴らすらしいですが・・・

いやいや。ふつーの土です。
全く何も聞こえません。^^;

昔は今と土質が違ったのかなぁ。


もしくは当時の靴、ソール、土の組み合わせで音が鳴ってたのかも。






下山途中に釈迦岳に寄りました。
  


無事に下山。




「17角形とガロア理論 第32〜33章 (再放送) (2025/9/15)」


17角形とガロア理論 第32章 G8グループ

いよいよ、17角系の作図方程式

Q(ω) = Q(ω)G1
  ↑
Q(γ) = Q(ω)G2
  ↑
Q(β) = Q(ω)G4
  ↑
Q(α) = Q(ω)G8
  ↑
Q = Q(ω)Aut(Q(ω)/Q) = G16   (ω17=1)

このαを求めます。













17角形とガロア理論 第33章 αを求める
















・・・結局。何が起きているかと言うと

ω17 = 1

ω17 -1 = 0

(ω-1) (ω16 + ω15 + ... + ω2 + ω1 + 1) = 0

ω16 + ω15 + ... + ω2 + ω1 + 1 = 0

ω16 + ω15 + ... + ω2 + ω1 = 1


この式から、
我々はωの値はわからずとも

  ω1、ω2、ω3、....、ω15、ω16
ωが16個集まった時の挙動はわかる。これは確かな事。




そして
u = ω1+ω9+ω13+ω15+ω16+ω8+ω4+ω2
v = ω3+ω10+ω5+ω11+ω14+ω7+ω12+ω6

は、うまーいこと
ω 16個の集まり

u = ω 8個の集まり
v = ω 8個の集まり
に分割している。



しかもこの分割方法がキモで、

それは決して
u' = ω1+ω2+ω3+ω4+ω5+ω6+ω7+ω8
v' = ω9+ω10+ω11+ω12+ω13+ω14+ω15+ω16
のような前半&後半タイプや。

u'' = ω1+ω3+ω5+ω7+ω9+ω11+ω13+ω15
v'' = ω2+ω4+ω6+ω8+ω10+ω12+ω14+ω16
のような奇数&偶数タイプではない。




ω1~16を、
16回連続適用で巡回できる
  オートモーフィズム φ: x → x3
が作るAut(Q(ω)/Q)グループ G16の、

サブグループG8のジェネレーター
  オートモーフィズム λ: x → x9
が作る固定点

u = ω1+ω9+ω13+ω15+ω16+ω8+ω4+ω2
v = ω3+ω10+ω5+ω11+ω14+ω7+ω12+ω6

から導かれる。

(1、2、4、8,9、13、15、16)(3、5、6、7,10,11、12、14)

このペアに分割した時のみ

u+v = -1
u・v = -4

u+v かつ、u・vに
ωを含まないパターンが出現します。



このu&v連立方程式はシンプルに解けますから
  u = (-1 +√17) /2
としてuの値を求めることができる。

(この時u = (-1 ±√17) /2。実は2つの値がありますが、どちらを取っても良い。簡単な+の方を選びます。)


そして
  Q(α) = Q(ω)G8
でしたから、
座標uとは実は
αそのものである。

つまりは
  α = (-1 +√17) /2
こそがωを作図するための"補助線"であり、
フィールドQに追加すべき値なのだとわかる。




まとめ:
u = ω1+ω9+ω13+ω15+ω16+ω8+ω4+ω2
v = ω3+ω10+ω5+ω11+ω14+ω7+ω12+ω6

このuとvの(グループ理論&フィールド理論&ガロア理論に基づいた)特殊な分割法が。

17角形作図理論の解法なのである!



「映画 8番出口 (2025/9/11)」


評判いいっぽいので、映画版「8番出口」を見てきました。






いやー、なかなか良かったですねぇ。


正直、映像はチープ。
主人公が延々とループしてるだけなので
見た目は地味ですが。(^^;

それでも十分おもしろい。


まず「BGM」と「映画化のド迫力 音響」があります。

これだけでもゲームと全然違う。
映像の緊張感がグッと増します。


 
それと構成が上手い。

大体 10分間隔。観客が
 「このパターンは見飽きたなー」
 
って感じる頃にサプライズ。
新しい展開に切り替わってゆく。




もしくは観客が
 「そろそろ疲れた。ちょい休みたいなー」
って感じる頃に、映画の中でも休みが入る。


観客の心理を把握していて、
飽きさせない絶妙な味付けになってます。


後半からはオリジナル展開。
ちょっとしたタイムループとか入って味変も入るし。


全てがちょうどいい。
絶妙なバランスになってるんですよねー。






ただし、過度な期待は禁物。

「邦画の実写映画か・・・まぁ、65点ぐらいでしょ」
と思ってた所に

85点のラーメンが出てきて
 「おおっ!?」
とびっくりしたって感じで。


良い意味で、Goodレベルの映画だと思います。