「セキュア・パズル 第12章 スパイ側から見るRSA暗号 (2023/05/27)」
デジタル・セキュア・パズル
第12章 スパイ側から見るRSA暗号
スパイ側がRSA暗号をクラックして、
中身を知りたいなら
いったい何をやる必要があるのか
見てゆきましょう。
というわけで。
RSA暗号をクラックするスパイ側としては
233561 = p・q
のような、素因数分解を強要されます。
・・・・これが思ってるより
ずっと難しいんだ。^^;
シンプルなのに。
いや、これ以上シンプルにできないがゆえに。
「根本的に解けない」類の。
実はめっっっっっっちゃ難しい数式なのです。
「スーパーマリオブラザーズ・ムービー (2023/05/24)」
マリオの映画を見てきました。
2023年5月22現在、
日本では興行収入90億、
全世界では1168億円を突破した。
今年最大の話題作。
https://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2022/img_221007/mainvisual.jpg より
良かった点:
・・・良くも、悪くも。
「ファンが見たかったマリオ」
深いテーマとか、
コレクトネスとか、
そういうのは一切ない。
純粋に「任天堂的・エンターテイメント」に徹した作品です。
だから大ヒットしてるんでしょうねー。
設定はわりと斬新。
・(映画版)マリオは地球のブルックリン生まれ。
任天堂は基本的に。
マリオ = プレイヤー
という事で。
あえて出身・年齢・人種などは何も設定しない。
空白のままにしてるんですが。
映画版だとハッキリと設定してたのは驚き。
・・・あー、そうか。
確かに。これはゲームではない。
プレイしている「プレイヤー」がいないんだから、
主人公キャラクターとしての設定が必要になった。
そういうわけですね。
・(映画版)マリオは地球人なので、
実はキノコ王国とか何も知らない。
飛び入りでやってきただけ。
これも意外でした。
マリオは完全に外部の人間。異世界転生です。
まあまあまあ。
これも映画ならではのアダプテーションでしょう。
気になった点:
・2Dマリオ、マリオカート、スマブラ、ドンキーコング etc etc ...
任天堂ワールドの色々な作品を
全部を映画一つに詰め込んだ結果。
主役級キャラクターが多すぎ & ストーリーがあちこち散漫する。
・パワーアップが安易すぎる。
これですね。
「評論家からの評判がイマイチ」
な最大の理由。
「マリオがキノコを取ると強くなる」
これはゲームなら当たり前なんですが、
(何故なら。プレイヤーはキノコを取るために
ブロックを叩いたり、キノコを追いかけたり。
色々な努力をする必要をする必要がある。
その努力に対する報酬がパワーアップなので、ゲーム的には自然な流れ)
映画で見るとこれが理不尽。^^;
トレーニングや予兆いっさいなしで、
マリオが急激に強くなるのは
観客視点からは
「え、何が起きた?」
感があります。
・ラスボス戦
ラスボスのクッパ戦。
主人公であるマリオはどうやって勝つのか。
ハラハラドキドキ。
映画のクライマックスなんですが。
本作では「マリオがスターを取ると無敵になる」
と言う最も安易な方法で勝ってしまった。
これはいかん。^^;
オリジナルのゲームでも、
ラスボス戦はいつだって自力。
プレイヤーが自分の力で
強敵に勝つのが醍醐味なのに。
「スターを取った無敵時間で勝っちゃった」ってのは
カタルシス感に欠ける展開だったかなーっと。